「不適切活動ない」と小泉防衛相 自衛隊が「愛国心調査」との報道で2026年7月24日 15時55分矢島大輔 富永鈴香印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
陸上自衛隊の「現地情報隊」が、大学教授やNPO法人代表ら市民を対象に、「愛国心」や「対自衛隊感情」といった思想信条の情報を組織的に収集しているなどと熊本日日新聞が報じたことについて、小泉進次郎・防衛相は24日の会見で「現時点で不適切な活動を行ったことは確認されていない」と語った。 防衛省によると、現地情報隊は朝霞駐屯地(埼玉県、東京都)にある陸自中央情報隊に所属する部隊で、自衛隊がPKOなどで海外派遣される場合に備え、任務遂行や安全確保に必要な現地の情報収集を担っているという。 自衛隊の派遣が想定される地域の情報は国外のみならず、海外事情に精通した国内の有識者らからも収集しており、防衛省設置法第4条に基づき行われているという。 熊本日日新聞は、現地情報隊が国内の有識者を対象に調査をする際、「愛国心」や「対自衛隊感情」といった思想信条のほか、「性的嗜好(しこう)」や「異性関係」といった個人情報などを調査・収集し、数千人分を報告書にまとめていたと報じた。 小泉防衛相は「現地情報隊の情報収集の詳細は、情報収集能力を明らかにする恐れがあるため、お答えを差し控える」と述べた。さらに大臣への報告がされていなかったとする指摘については「必要な情報は報告されている」と語った。 自衛隊による情報収集活動をめぐっては、イラク派遣の反対運動に参加した市民が陸自に監視されたとして、2016年に仙台高裁の判決でプライバシーの侵害にあたると違法性が認められた。 小泉防衛相は今回の件について「現時点で不適切な活動を行ったことは確認はされていない」と述べたうえで、「自衛隊の活動について不断にその適正さを確保していくことは当然」と語った。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人富永鈴香政治部|首相官邸担当専門・関心分野国内政治、政治参加関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






