鳥羽水族館の人気者ダイオウグソクムシ、展示休止に 最後の個体死ぬ2026年7月19日 12時00分安田琢典印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で抜群の人気を誇ってきた無脊椎(せきつい)動物のダイオウグソクムシの展示が、7月9日から休止となった。初展示となった2007年以降、これまで計37個体を飼育、展示してきたが、5年ほど生きた「No.34」と命名された最後の個体が死んだためだ。 メキシコ湾などの深海に生息するダイオウグソクムシはダンゴムシの仲間。大きいものは体長40センチ、重さ1キロにも成長するが、詳しい生態は分かっていない。 同水族館が飼育していた「No.1」と命名された個体は、5年以上もえさを食べずに14年2月に絶命。「いつえさを口にするのか」と一挙一動が全国的なニュースにもなった。 このほか、16年2月以降、複数の個体が体の後半部の脱皮に成功したが、「世界初」となる全身の脱皮をついに目にすることはできなかった。 また、コロナ禍の20年5月には、飼育していた5匹のいずれかが2年ぶりに排便したと話題になるなど、鳥羽水族館のダイオウグソクムシは多くの注目を集めてきた。 鳥羽水族館によると、現在、メキシコ湾でのダイオウグソクムシの採取が困難な状況といい、今後の入館は未定だ。 かわりに、ベトナム周辺などの東シナ海に生息する別種の「タイワンダイオウグソクムシ」を招き、飼育を検討していくという。 水族館の担当者は、「07年から積み重ねてきた飼育の歴史の中で、多くの個体が貴重なデータを残した。貴重な知見を得られたことに感謝したい」と話している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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