現場から第1回「まさかここまで来られるとは」山形の高校生がゲームで目指す日本一原田悠自印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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JR山形駅から北西へ1キロ余り。閑静な住宅街にたたずむ校舎の一角に、真新しいパソコンがぎっちりと並ぶ。 放課後、生徒たちが続々と集まってきた。パソコンを起動し、マイク付きヘッドホンを着ける。部屋に大きな声が響いた。「練習、始めます。集中していきましょう!」 山形市の私立惺山(せいざん)高校eスポーツ部の活動風景だ。コンピューターゲームの対戦を競技ととらえ、部活動として取り組む。部員数は校内の部活動では最多の97人に上る。 腕を磨いていたのは、世界大会もある対戦型シューティングゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」。仮想の街に爆弾を仕掛けて起爆させたい攻撃側と、阻止したい防御側の2チーム計10人が、さまざまな能力や武器を持つキャラクターを操って戦う。 キーボードやマウスでキャラクターを操作するだけでなく、見えない敵の位置や動きを考え、味方と議論して作戦を練る情報戦だ。「じっくり、冷静に」と張り詰めた空気になったかと思えば、「いけいけ!」と激しい攻防を繰り広げていた。 勝ったチームはハイタッチをして喜ぶ。負けたチームは「連携できてなかった。次、修正しよう」。反省点を洗い出すことも成長の鍵だという。 高校生が対象のeスポーツ大会では、東北ブロックで2連覇中。2025年の全国大会では515チーム中8位に入った。部長を務める3年生の菖蒲(あやめ)凰介(おうすけ)さん(17)は「チームワークはどこにも負けない。目標は日本一です」と力を込める。 中心になって指導するのは起業家の管悠南(かんはるな)さん(19)。eスポーツ部の卒業生だ。すっかり日も暮れ、生徒たちが帰宅した後、感慨深げに言った。「まさかここまで来られるとは」3年前は部員10人ほどの「IT部」 惺山高校にeスポーツ部が発…この記事は有料記事です。残り2014文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人原田悠自東京社会部|教育担当専門・関心分野教育・子育て、調査報道、社会問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






