2026年7月17日 18時00分天野みすず印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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国の文化審議会は17日、建築家の安藤忠雄氏設計の「住吉の長屋」(大阪市住吉区)など19件を国登録有形文化財(建造物)とするよう文部科学相に答申した。1970年の大阪万博の当時から万博記念公園(大阪府吹田市)に残る「遺産」も含まれている。登録されれば、府内の登録有形文化財(建造物)は計927件となる。 府教育委員会によると、住吉の長屋(東(あずま)邸)は76年の安藤氏による設計で、三軒長屋の中央部分を建て替えた鉄筋コンクリート造りの住宅。大阪の長屋文化を継承しながら、コンクリートや光を重視した空間設計など、安藤氏の作風を確立した初期の代表作としても評価されている。 昨年は大阪・関西万博が開催されたが、今回の答申では、半世紀以上前の70年万博関連も対象となった。万博記念公園の大屋根モニュメントや夢の池、平和の鐘、EXPO’70パビリオン(旧鉄鋼館)、大阪日本民芸館は、当時の先端技術や芸術性、大阪万博の精神などを伝えている。 このほか、須栄広長屋(須谷家四軒長屋、大阪市生野区)は38年築の木造2階建て。各戸の正面に門と塀があり、裏庭がある専用住宅タイプの長屋。建築当時、市内にあった典型的な長屋の姿を伝えている。 藤原家住宅(大阪府泉大津市)と寺田家住宅(同)は明治から大正にかけて造られた主屋や蔵などが、旧家の風格ある外観をよく保存継承している。 紙野家住宅別邸主屋(大阪府貝塚市)は48年築の木造平屋建てで、上質な意匠の茶室や座敷を備えている。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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