大阪・関西万博の会場跡地で、保存が決まった大屋根リングの一部(右側)。そのほかは解体が進む=2026年6月17日午後4時52分、大阪市此花区、諏訪和仁撮影

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2025年に開かれた大阪・関西万博の会場(大阪市此花区)の解体が進むなか、ぽつんと残るパビリオンがある。らせん状の建物の壁に、伝統的工芸のボヘミアンガラスを使ったチェコ館だ。 解体の最終的な期限までにはまだ時間があるが、万博を主催した日本国際博覧会協会の幹部たちは困り顔だ。 協会の十倉雅和会長(経団連名誉会長)は19日、大阪市での記者会見でチェコ館の解体について問われ、「粘り強く働きかけていく」と答えた。 チェコ館は、海外の参加国が自前でデザインして建てる「タイプA」。解体して敷地を協会に返す期限は、4月13日だった。 この期限は、建物の再利用のため解体に手間がかかる場合は、3カ月延ばすことができ、7月13日になる。 なぜ、チェコ館の解体が進まないのか。 関係者によると、チェコでの政権交代も影を落としているという。解体作業が進む大阪・関西万博の会場跡地で、解体せずに残るチェコ館=2026年6月17日午後4時24分、大阪市此花区、諏訪和仁撮影 チェコでは、25年秋の総選…