2026年7月17日 17時20分筒井次郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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文化審議会は17日、重要無形文化財保持者(人間国宝)に長唄鳴物(なりもの)の藤舎秀蓬(とうしゃ・しゅうほう)さん(79)、清元節浄瑠璃の清元美寿太夫(よしじゅだゆう)さん(83)ら4人を認定するよう文部科学相に答申した。「人間国宝」とは? 現在までに400人認定、新分野からも誕生へ 人間国宝はほかに、漆芸の技法の一つで、漆の塗面に模様を彫り、その凹部に色漆などを埋め、研ぎ磨く「蒟醬(きんま)」の藤田正堂さん(67)、金工分野の技法で、金属を金づちなどで打って成形する「鍛金」の三好正豊さん(75)。今回の認定で人間国宝は109人となる。 また、文化財保存のための選定保存技術を新たに4件選定し、その保持者として組紐(くみひも、クテ打〈うち〉)製作の西岡千鶴さん(72)、表装裂紋(ひょうそうぎれもん)意匠設計の小笹祐嗣さん(63)、三味線駒製作の大河内正信さん(77)、保存団体として能扇製作の能扇製作技術保存会を、それぞれ認定するよう答申した。さらに美術工芸品保存桐箱(きりばこ)製作の保持者に飯島勤さん(67)と兵働知也さん(52)が追加で認定される見通し。 人間国宝に認定される人は次の通り。(敬称略) 藤舎 秀蓬(とうしゃ・しゅうほう=本名・吉田善男) 藤舎流笛の初世藤舎秀蓬の次男で、1958年に初舞台。合奏に溶け込む柔軟性と豊かな表現が評価される。2016年、芸術選奨文部科学大臣賞。26年に二世を襲名。藤舎名生(人間国宝、26年死去)は実兄。 清元 美寿太夫(きよもと・よしじゅだゆう=本名・小柳吉弘) 1956年から本格的に清元節の修業を始め、59年に現在の芸名を許された。情感のこもった節回しや格調高い語りで、多彩で奥行きのある世界を表現。2015年、芸術選奨文部科学大臣賞。26年、日本芸術院賞。 藤田 正堂(ふじた・まさどう) 人間国宝の磯井正美らから学んだ蒟醬(漆の塗面に模様を彫り、その凹部に色漆などを埋め、研ぎ磨く技法)に、漆の層を彫刻する彫漆の技を併用し、蒟醬の表現の可能性を広げた。青森県弘前市で制作し、日本伝統工芸展で受賞を重ねた。 三好 正豊(みよし・まさとよ=本名・三好光正) 東京と京都の金工作家に師事し、伝統的な鍛金(金属を金づちなどで打って成形する技法)を習得した。堅牢さ、軽量さを備える研ぎ澄まされた造形と装飾は評価が高い。大阪芸術大で後進を指導・育成した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人筒井次郎文化部|大阪駐在・歴史担当専門・関心分野世界遺産、京都・奈良、寺社・遺跡・文化財関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






