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東大寺の大仏や姫路城の天守など、文化財の最高峰に位置する「国宝」に対し、伝統的な芸能や工芸の分野にも最高峰の「わざ」の持ち主がいる。いわゆる「人間国宝」だ。その数、現在100人余り。制度の仕組みや最新の動きを探った。人間国宝に4人 長唄鳴物の藤舎秀蓬さん、鍛金の三好正豊さんら 2025年に大ヒットした映画「国宝」。俳優の吉沢亮さん演じる歌舞伎役者が、人間国宝になるまでの一代記を描いた作品だ。 歌舞伎のような伝統芸能、陶芸や染織(染め物や織物)などの伝統工芸の分野には、長い間受け継がれてきた「わざ」がある。こうしたわざを、建造物や美術品といった形のある文化財(有形文化財)に対し、「無形文化財」という。 中でも歴史上や芸術上の価値という観点から、特に価値の高いわざは、文化財保護法で「重要無形文化財」に指定され、保護されている。そして、このわざを高度に身につけたと認定された人が「重要無形文化財保持者」。親しみやすく、通称で「人間国宝」と呼ばれている。 人間国宝は、1955年に初めて誕生(認定)して以来、現在までの70年余りの間に約400人が認定された。 伝統芸能の分野では、今回の認定で55人になる。歌舞伎役者の坂東玉三郎さんや七代目尾上菊五郎さん、狂言師の野村万作さん、京舞の井上八千代さん、浪曲語りの京山幸枝若(こうしわか)さんらだ。 古典落語は五街道雲助さん。過去には五代目柳家小さんさん、桂米朝さんらが名を連ねた。琵琶や尺八の奏者なども認定されている。記事の後半は、最新の動きを紹介します。年内にも新たな分野の人間国宝が誕生する予定です。 伝統工芸の分野は54人とな…この記事は有料記事です。残り400文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人筒井次郎文化部|大阪駐在・歴史担当専門・関心分野世界遺産、京都・奈良、寺社・遺跡・文化財関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする








