インタビュー女性天皇の実現か、男系男子の堅持か 賛否双方から語る皇室典範改正北野隆一 宮廻潤子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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皇族数の確保に向けた皇室典範改正案が17日、参院本会議で可決、成立する見通しだ。多くの課題も指摘されている今回の皇室典範の改正について、政府の有識者会議に出席し、意見を述べた2人に賛否双方の立場から意見を聞いた。「制度はシンプルに、女性にも継承資格を」 本郷恵子・東京大名誉教授 国民の理解と支持によって今の天皇制は続いてきました。今後も理解と支持を得るために大切なのは、制度がわかりやすくシンプルであるということです。政府の有識者ヒアリングで私は女性にも皇位継承資格を認め、直系長子優先とすることこそ、最もわかりやすいと述べてきました。 しかし、今回の改正は非常に複雑で、それだけでも前提を大きく外れています。 戦後に皇籍を離脱した旧宮家は伏見宮家の系統です。もともとは室町時代にできた宮家で、天皇と血筋が離れ、江戸時代から問題になっていました。わざわざ男系の血統が非常に遠い養子を取ることに、不自然さを感じざるを得ません。 また、血統による世襲が運命的なものであるのと比べ、養子はきわめて人為的です。民間人として活動する人から選び、本人と交渉したり調整したりする。どの宮家が養子を受け入れるかも含めて、政治的な意図が入る可能性もあり、皇位継承に恣意(しい)的要素が入ることになりかねません。「女性は男性と対等ではないんだよ」のメッセージ 現在の皇室には権威と正統性…この記事は有料記事です。残り2207文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人北野隆一社史編修委員 兼 東京社会部記者専門・関心分野北朝鮮拉致問題、人権・差別、ハンセン病、水俣病、皇室、現代史宮廻潤子東京社会部|宮内庁担当専門・関心分野皇室、ジェンダー、多文化共生関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする