現場から墓地の裏に巨大データセンター 建設続く米バージニア「世界の首都」バージニア=笠井哲也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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小さな墓地のすぐ先に、灰色のコンクリートでできた巨大なデータセンター(DC)が見えた。日本のNTTデータが建てたものだ。構内ではクレーンなどの重機が音をたて、拡張に忙しい。 「1棟目は稼働していて、今、建てているのは2棟目。3棟目の計画もあります。何というか、ただただ衝撃的です」 近くに住むエレーネ・シュロスバーグさんは悲しげだ。市民団体で長年、農村地帯の資源保護などの活動に携わり、DC建設の反対運動にも関わってきた。 米国の首都ワシントンから車で1時間ほどのバージニア州北部のプリンスウィリアム郡。都会の騒がしさから離れ、自然や南北戦争の文化遺産などに触れることもできるこの地域に変化が訪れたのは、新型コロナ禍の2020年ごろだった。連載のポイントAI(人工知能)需要の高まりで、米国がデータセンターの建設ラッシュに沸いています。米国経済を支える一方で、急激な増加は各地で住民との摩擦も生んでいます。現場で何が起きているのか、3回に分けて報告します。 アマゾンやマイクロソフトなど、なだたる米巨大テック企業が、市場価格を上回る値段で土地を買い、DCを建て始めた。NTTデータも22年6月、東京ドーム9個分ほどの約100エーカー(約40ヘクタール)の土地を取得し、同社として全米最大規模となるDC群を建設する計画を発表した。 DC情報サイト「データ・セ…この記事は有料記事です。残り1945文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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