深掘り中国人の訪日客急減、背景にあるシステムとは 政府が握る渡航統制石田耕一郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
日本の観光業界にとって稼ぎ頭だった中国人客は、習近平(シーチンピン)政権による訪日自粛の呼びかけによって減少がつづく。中国政府が自国民の渡航を統制できる背景には、ほかの国ではみられないあるシステムの存在がある。実態を探ると、中国政府による支配の思想が垣間見える。 「高市(早苗)首相の(台湾有事をめぐる)国会答弁があった以上、中国が訪日観光でとる対応はわかるはずだ」 日本の旅行業界関係者はこの春、中国政府の元高官と会った際、そう言われたという。元高官は長年、中国の観光行政に携わってきた人物だ。 その後、元高官が言及したのが、「中国公民出国旅游(旅行)管理弁法」という法律だった。 この法律は、中国の国民が観光で行ける国や地域を限定し、海外へ出る人数を調整する仕組みを定めている。 元高官は「中国にはこういう法律もある」とだけ話し、それ以上の説明はしなかった。 それでも、この関係者はあきらめに似た無力感を感じたという。広く知られているとは言えない法律への言及が、政府が海外旅行を事実上コントロールできることを示唆していたからだ。 実際には、どのような仕組みなのか。中国政府はなぜ、自国民の海外旅行をコントロールできるのか。記事では、日本や欧米にはない統制システムについて詳報します。 中国政府の出入国管理制度に…この記事は有料記事です。残り2055文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録
関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






