第175回芥川賞の受賞が決まった小砂川チトさん=大坪尚人氏撮影

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第175回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京都内で開かれ、芥川賞は小砂川チトさん(36)の「ゾンビ回収婦」(群像5月号)に決まった。賞金は各100万円。贈呈式は8月下旬に都内で開かれる。芥川・直木賞きょう発表 オードリー若林さんも、なぜ芸能人候補に?芥川賞と直木賞まもなく発表、候補作を紹介「日本社会を俯瞰できる」 小砂川さんは1990年岩手県生まれ。22年に群像新人文学賞を受賞し、デビューした。芥川賞の候補に入るのは今回が3回目だった。 受賞作は、AIに仕事を奪われ、夫とほぼ同時に解雇を告げられた女性が主人公。夫は「もう働かなくっていいってこと……なのかなあ」とつぶやき、書き置きを残して旅に出る。夫の部屋に残されたゲーム用ゴーグルを装着し、仮想現実の世界に踏みだした女性は、ゾンビの身体を回収する掃除婦として、果てしなく続く仕事に従事する。