もしかして熱中症、救急車呼ぶ?アプリで重症度を判定、対処法も案内2026年7月15日 11時00分後藤一也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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2025年は熱中症で救急搬送された人が、初めて10万人を超えた。災害級の問題として対策が求められるなか、症状がある人やその家族、周囲にいる人が、簡単な質問に答えることで、重症度を判定できるアプリ(https://heatstroke.app/)を日本医科大学と国立環境研究所のグループが開発した。重症度に応じ、救急車を呼ぶ必要があるかといった対処法も案内する。 これまでは、熱中症の発生状況をリアルタイムに把握するシステムはなく、熱中症の危険度は「WBGT」という暑さ指数に基づいて警戒度が示されていた。開発されたアプリでは、入力された情報が位置情報とともにデータベースに蓄積される。このため、行政や消防、医療機関などが熱中症の発生状況をリアルタイムで把握することにもつながるという。 日本救急医学会が以前開発したアプリで、熱中症となった人のデータを分析したところ、5%の人に何らかの身体的な障害がみられ、症状では頭痛が最も多かった。過去に熱中症になったことがある人も注意が必要だという。 今回開発したアプリでは、持病や年齢、症状などを入力すると、日本救急医学会のガイドラインに基づいた4段階の熱中症の危険度が判定される。その場で様子を見た方がいいのか、医療機関の受診や救急車を呼んだ方がいいのか、といった対応策も示される。 まずは福岡県で実証実験を始める。行政や消防、医療機関がデータをみて、早めの対応を試みる。全国の自治体にも参加を呼びかけ、順次データを共有していくという。 会見した日本医科大の横堀将司教授は「こういった取り組みを広く知ってもらいたい。リアルタイムで熱中症の発生状況がわかるため、行政がより早く熱中症対策ができたり、救急車の台数の調整や、医療機関の受け入れ能力をあげたりすることも可能になるのではないか」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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