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「私たちは音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します――」 2016年夏から秋にかけて、著名なアーティストや音楽業界の関連団体が連名で「ファンが適正な価格でライブを楽しむ機会を奪っている」などとして新聞に意見広告を出した。チケットを買い占め高値で売りさばいて利ざやを稼ぐ「転売ヤー」問題にくさびを打ち込むための動きだった。 国も動いた。当時、東京オリンピック・パラリンピックを控え、国際オリンピック委員会(IOC)から転売規制を求められていたこともあり、法整備の実現に向けて動きは加速した。 この時期まで、転売する人々の総称は、「転売ヤー」ではなく「ダフ屋」という言葉が一般的だった。ダフ屋の語源は、一説には、チケットを意味する「札(ふだ)」を逆に読んだことに由来するという。 かつてチケットの転売は、会場周辺で行われることが一般的で、「ダフ屋行為」として各都道府県の迷惑防止条例で取り締まられていた。■チケット転売の場、会場周辺…この記事は有料記事です。残り911文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人井上道夫くらし科学医療部|消費者庁担当専門・関心分野消費者問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする