深掘り転売ヤーの餌食、ビザ予約も駐車場もマックも 試される「本気度」近藤咲子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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5月下旬の平日、羽田空港直結の立体駐車場。予約専用フロアはほぼ満車状態だった。出張などで月に数回利用するという会社経営者の男性(57)は「いつも予約開始直後にほぼ全部の枠が埋まる。あとは直前までキャンセル待ちするしかなく、予約はとりづらい」とこぼす。 空港直結の五つの駐車場のうち、四つの駐車場の計約800台分が先着順で事前予約できる。とくに週末や年末年始などの繁忙期は競争が激しく、利用日30日前の予約開始時には受付サイトへのアクセスが集中する。予約直後に数十万回の大量アクセス 2年ほど前から、その「予約枠」が転売の対象となり、利用者や運営事業者を悩ませてきた。 転売される対象が、モノから公共性の高いサービスの予約枠といった「権利」にまで広がっています。転売には市場原理によるメリットがありますが、時には公平さを損なうこともあります。どういったルールを設けたらいいのか、記事の後半で専門家が解説します。 複数の駐車場を運営する空港振興・環境整備支援機構によると、24年5月以降、予約がとれないという苦情が急増。確認したところ、予約受け付けの開始直後に、特定のアカウントから数十万回の大量アクセスがあった。予約後にナンバーや利用期間を変更していたケースも。数千円の手数料で「予約代行」をうたう業者もネット上に複数存在していたという。 機構は25年6月、予約後にナンバーを変更できないようシステムを変え、利用規約に転売禁止を明記する対策をとった。その後特定アカウントからの大量アクセスは97%と大幅に減ったという。 26年6月には、予約時に使うクレジットカードに対し、本人認証システムを導入した。担当者は「空港駐車場は公共性が高い場所。公正なルールで安心して使ってもらえるよう努める」と話す。在モンゴル日本国大使館も注意喚起 公的サービスの「権利」を転…この記事は有料記事です。残り1357文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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