北国の運転手が沖縄へ 人手不足バス業界が人材融通「令和の出稼ぎ」三井新印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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人口減少が進み人手不足に悩む地方のバス会社同士が連携し、運転手を融通する取り組みが始まった。閑散期で人員に余裕のある会社が、繁忙期の会社に運転手を派遣する。地域によって違う繁忙期のズレを活用したもので、双方に利点がある「令和の出稼ぎ」だ。仲介する商工組合中央金庫(商工中金)が2025年10月にサービスを始め、今年3月までに約20社が利用。他業界への拡大も視野に入れる。 この人材融通サービスは「YUUZUU(ユーズー)」。これまでに北海道の運転手が沖縄県で、福岡県の運転手が北海道で貸し切りバスを運転するなどした。 サービスの形はこうだ。繁忙期に運転手を必要とする会社、閑散期に余裕のある会社がそれぞれYUUZUUに申し込む。商工中金はニーズを確認してマッチング。3者で面談し、バス会社間の契約成立をサポートする。 受け入れ先は派遣元に出向負担金を支払い、運転手の給料は派遣元が支給する。商工中金は受け入れ先から運転手1人1カ月につき手数料15万円を得る。派遣側が毎年同じであれば、2年目は同10万円、3年目は同7万円に割引する。青森の運転手が沖縄で修学旅行の送迎を担当 青森市のバス・タクシー会社「光洋タクシー」は25年11月~26年1月、60代男性運転手を「沖縄バス」(那覇市)に出向させた。青森の繁忙期は秋の紅葉シーズン。運転手はその終盤に青森を離れ、沖縄で修学旅行の送迎などを担当した。青森では春の桜シーズンまで閑散期が続くという。 光洋タクシーの福田光一郎社長は「通年で安定した収益を得られ、運転手のスキルアップにもつながる。運転手は『他の運転手にも勧めたい』と話していて、いい出会いをいただいた」。今後も条件次第で利用したいという。■沖縄のバス会社、運転手不足…この記事は有料記事です。残り523文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする