インタビュー話しづらい社会、心の距離を縮めるには 本音より大事な雑談のラリー聞き手・平井恵美印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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人と話すことが「しんどい」と感じることはありませんか。価値観が多様化し、コンプラ意識も高まるなか、何げない一言が「地雷」になりかねず、本音も言いづらい社会。コミュニケーションに関する著書も多い心理カウンセラーの五百田達成さんは、関係を深めたいと思う相手とは、だからこそ本音を急がず「雑談のラリー」を続けることが重要だと言います。何げない発言 「地雷」踏むリスク増 「話しづらくなった」と感じる背景には、社会の複雑な変化があります。 かつては多くの人が似たようなライフステージを歩み、相手の暮らしぶりや価値観をつかみやすかった。ところが今は、働き方や家族の形も、経済状況も様々です。何げない発言が、意図せず相手の「地雷」を踏んでしまうリスクは増えたと思います。 コンプライアンスへの意識も社会的に高まり、デリカシーのない発言は「ハラスメント」や「不適切な発言」として一刀両断にされかねません。不用意な発言がSNSなどで拡散されたり、炎上したりするリスクも、私たちの口を重くさせている面があります。 また私が接する今の大学生は、「周りからどう見られるか」を驚くほど気にしています。例えば、好意を寄せるサークルの後輩にアプローチするのは「権力勾配を利用したセクハラと見なされるからタブー」と言う。周りから「キモい」と見られるリスクを背負うくらいなら、行動しない。彼らの中には、我々の世代には計り知れない「空気」が存在し、本音を出すことを極端に避ける傾向があると感じました。 では関係を深めるためには…この記事は有料記事です。残り1155文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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