死刑囚の手紙で再審依頼を黒塗り、国への賠償命令が確定 最高裁2026年7月13日 18時41分米田優人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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弁護士に宛てた手紙で裁判のやり直し(再審)などを依頼する記述が黒塗りにされたとして、死刑囚が国に賠償を求めた訴訟で、収容先の大阪拘置所の対応を違法と認める司法判断が確定した。最高裁第一小法廷(堺徹裁判長)が、国に8万8千円の賠償を命じた二審・大阪高裁判決を支持した。9日付の決定。【裁判の経緯】「再審請求弁護人になって」黒塗りにされ 死刑囚の尊厳、裁判で問う 原告は、2015年に大阪府寝屋川市の中学1年の男女を殺害したとして死刑が確定した山田浩二死刑囚(56)。22年に死刑囚の処遇の問題に詳しい弁護士に手紙を書いたところ、拘置所は大部分を黒塗りにした。 一審・大阪地裁は「いろいろと相談したいので再審請求弁護人になってほしい」「再審請求弁護人宛ての手紙が抹消される。完全な嫌がらせだと思う。何とかしてほしい」などの内容を、拘置所側が黒塗りとしたのは違法だと判断。「漫然と抹消した注意義務違反がある」と述べ、国に6万6千円の賠償を命じた。大阪高裁は違法な黒塗りだったと認める対象を広げ、賠償額を増やした。山田死刑囚側が高裁判決を不服として上告し、国は上告していなかった。 第一小法廷は決定で、上告できる理由にあたる憲法違反などがない、とだけ判断した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人米田優人東京社会部|最高裁専門・関心分野司法、刑事政策、消費者問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






