和倉の「奇跡」を当たり前に、地震で死傷者ゼロ 旅館マニュアル完成恒川隼印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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2024年元日に起きた能登半島地震。能登を代表する観光地の和倉温泉(石川県七尾市)では、宿泊客ら約1200人を避難させ、1人のけが人も出さずに温泉街から送り出したという。「和倉の奇跡を、あたりまえに」を掲げ、命を守るための行動マニュアルを旅館の経営者らが作成した。 七尾市内を震度6強の揺れが襲ったのは元日の午後4時10分。まもなく、大津波警報が発表された。 七尾湾に面して多くの旅館が立ち並ぶ和倉温泉。年末年始でにぎわう旅館から内陸の高台へと、宿泊客も避難した。 隆起した道路を、浴衣姿の人たちが逃げてくる。道中にある和倉温泉旅館協同組合の事務所に出勤していた平野正樹さん(49)は「初めて見る光景でした」と振り返る。 組合によると、温泉街の旅館では加盟22軒(計約1300室)の約9割が埋まっていた。避難所に指定されていた和倉小学校とコミュニティーセンターには収容想定人数計500人に対し、宿泊客と観光客計1200人を含む2千人ほどが押し寄せたという。 手伝いのために小学校に向か…この記事は有料記事です。残り809文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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