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2024年1月1日の能登半島地震では、地震発生2~6分で多くの人が避難を始め、津波の被害拡大を抑えたかもしれない。東北大や東京大の研究チームは、意外な形で集まった被災者の位置データをもとに、避難の詳しい実態をまとめた。 能登半島地震では、津波が早いところで数分で陸に到達。石川県珠洲市や能登町で浸水高は4メートルを超えた。家屋倒壊や土砂災害も相次ぎ、石川県内では直接死で228人が亡くなった。一方、津波が主因の死者は、県の発表で2人となっている。津波で家屋が流された地区に残る避難先を告げる看板=2024年1月30日、石川県能登町白丸、上田幸一撮影 避難はどう行われたのか。地震が起きたのは元日で、旅行や里帰りの人も被災しており、事後のアンケートでは正確な把握に限界があった。 チームが着目したのは、位置情報サービス企業「ジオテクノロジーズ」(東京)のスマートフォンアプリのデータ。アプリ利用者の位置情報が、多ければ1分ごとに、細かく記録されているのが特徴だ。 会社によると、アプリ利用者…