吹っ切れた安青錦 得意な型を研究されても「相撲人生はこれから」2026年7月11日 7時00分山田佳毅印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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休場を経て、名古屋場所が復帰の舞台となる安青錦。この半年間で、その立ち位置は大きく変わった。 関脇だった昨年の九州場所で初優勝。大関として初めて臨んだ今年の初場所でも賜杯(しはい)を抱いた。3月、綱とりへの期待を一身に集めた。 だが、結果は7勝8敗。場所中に足の指を骨折していたことがのちに判明した。カド番の夏場所を全休し、関脇に番付を落とした。名古屋は再スタートの場所になる。安青錦の相撲に、レスリングの技術凝縮 金メダリストが解説 母国ウクライナで、8歳から培ったレスリングの技術が、自分の相撲の原点であることを、安青錦は十分認識している。 異色ともいえる相撲で勝ち続けてきただけに、他の力士からは当然、対策を講じられる。安青錦も「研究されるのは当たり前」と口にする。そのうえで「(自分の相撲を)変えようという考えは全くない」。 レスリング時代に得意としていたのが「タックル」だ。相手を見ながら低い姿勢で当たる、今のスタイルの礎になった。次に狙うのが、得意技の命綱ともいえる相手の下手。「下手を取れば中に入れる。そこから自分の相撲につなげられるのが強み」と自己分析する。 逆に、立ち合いで上半身を起こされると、得意の形にできずに押し切られることがある。苦し紛れの引き技が、命取りになることも。悪い相撲では「引く癖がついている」とし、改善すべき課題に挙げる。研究してくる相手とのせめぎ合いが、これからも続くだろう。 けがの不運に見舞われ、最高位に向けた最初の挑戦は未遂となった。 初土俵からたった14場所で幕内力士に。猛烈なスピードで出世してきた安青錦は、この仕切り直しを不運というより、試練と受け取っている。 「いつかはしなければいけない経験だったと思う。自分の相撲人生は、これからだと思っている」有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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