深掘り安青錦の相撲に、レスリングの技術凝縮 金メダリストが解説山田佳毅 鈴木健輔印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

綱とりに挑戦した春場所から、約4カ月。大相撲名古屋場所(12日初日)は、けがで番付を落とした関脇安青錦(22、安治川部屋)にとって、捲土(けんど)重来を期す場所になる。その相撲は、アマレスリングの経験を生かした独特な取り口だ。随所に見え隠れする安青錦の「技」のすごさを、パリ五輪の男子レスリング・グレコローマン77キロ級で金メダルを獲得した日下尚(25)が解説してくれた。 日下 これはもう、レスリングです。レスリングの延長として、相撲を取っている。 幼少からレスリングとともに相撲に励み、「押し出し」のような相撲の技を効果的に使って、外国勢に「相撲レスラー」と恐れられる日下尚は断言する。 金メダリストが注目した一戦が、安青錦が小結だった2025年秋場所の12日目、横綱豊昇龍との一番だ。 ◇◇◇安青錦、挫折の春に得たもの 「俺が負けても、川で魚は泳いでいる」 立ち合い。安青錦は低く当たる。横綱は突っ張って相手の上体を起こそうとするが、果たせない。横綱が反撃して前へ出ると、安青錦は半身で左下手を引き、勢いを駆って寄る。押された横綱は、右で相手の左脇をきめ、小手投げを打つ。 日下 投げの瞬間、安青錦は左手をまわしから離しています。まわしを持っていると、相手の小手が効いてくる。手を離し、かいな(腕)を返すことで小手の勢いを逃がし、バランスを取っています。苦し紛れの相手の投げ むしろ「ごっつぁん」 横綱の小手投げをいなすと…この記事は有料記事です。残り1397文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

この記事を書いた人山田佳毅スポーツ部専門・関心分野スポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする