ストーリー日本ブランドが示す「手の届くモード」 パリでも強まる存在感編集委員・後藤洋平 松沢奈々子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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Aストーリーズ 買えなくなった高級ブランド巨大資本がもたらすもの(5) 世界の一流ブランドがひしめくパリ・ファッションウィーク(PFW)で、日本は長年にわたり存在感を示している。古くは高田賢三、森英恵、三宅一生に始まり、現在も発表を続ける川久保玲のコムデギャルソン、山本耀司によるヨウジヤマモトのショー会場には、各国から招待客がつめかける。それに続くのがサカイの阿部千登勢、アンダーカバーの高橋盾らだ。その多くは巨大企業グループとは距離を取りながら、独自の服づくりで勝負してきた。 「そうした先人が切り開いた道を、僕らは歩んでいる」 若手デザイナーの世界的登竜門「LVMHプライズ」で2018年にグランプリを獲得したデザイナーの井野将之は語る。 LVMHプライズでは23年に桑田悟史(セッチュウ)、25年には大月壮士(ソウシオオツキ)もグランプリを取った。若手はこうしたファッションコンテストを足がかりに、海外でチャンスをつかんでいる。 6月に開かれたメンズのPFWには、井野が手がけるダブレットや、ソウシオオツキなど、日本から15ブランドが参加。全体の約2割を占めた。 なぜここまで日本勢の数が増えているのか。要因の一つとされるのが、東京都と日本ファッション・ウィーク推進機構が東京の有望デザイナーに贈る「ファッション・プライズ・オブ・トウキョウ」だ。受賞者は都などの支援を受けながら、公式枠ではないものの海外で2度ショーを開く機会が与えられる。これまでに受賞したマメ・クロゴウチ、オーラリー、CFCL、シュタインなどはその後、主催者側から評価され、PFWの公式スケジュールに名を連ねるようになった。 海外にも熱心なファンがいるタークのデザイナー森川拓野は19年に受賞し、コロナ禍を経てメンズのPFW公式枠でランウェーショーを続けている。「もしあの受賞がなかったら、パリで勝負しようと思えたかどうか分からない」スーツケースに服を詰め 主催者に営業も 賞を主催する日本ファッショ…この記事は有料記事です。残り1302文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人後藤洋平編集委員|ファッション・メディア・文化担当専門・関心分野ファッション、メディア、文化松沢奈々子文化部|ファッション専門・関心分野ファッション、美術、教育、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする








