視点・解説日本に存在感 変わる広報戦略 パリ・ファッションウィークとは?編集委員・後藤洋平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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パリ・ファッションウィークは、フランス・パリで開かれる世界最大級のファッションの新作発表イベントだ。ニューヨーク、ロンドン、ミラノと並ぶ「4大ファッションウィーク」の中で、最も大きな影響力がある。 シャネル、ディオール、ルイ・ヴィトン、エルメス、サンローラン、バレンシアガ、セリーヌといった世界を代表するブランドがファッションショーや展示会などを開き、新作の服やバッグを披露する。トップデザイナーの提案する新しいスタイルは、流行を大きく左右する。さらに、世界のファッション産業全体の方向性を示す場でもある。期間中は世界中からデザイナー、バイヤー、ジャーナリスト、インフルエンサー、セレブリティーが集まる。 パリの特徴は、メンズとレディースの既製服に加え「オートクチュール(高級注文服)」のファッションウィークがある点だ。ファッション特集はこちら「男性像」 に変化 存在感増すメンズ・ファッションウィーク オートクチュールとは、フランス政府の保護制度のもと、限られたブランドだけがその名称を使用できる特別な服飾文化。熟練の職人による刺繡(ししゅう)や手縫い、複雑な装飾など、世界最高峰の技術のつまった一点物の服が制作される。その披露の場であるショーは、ブランドの芸術性や技術力を世界に示す役割を担っている。パリが「ファッションの都」と呼ばれる最大の理由でもある。 ショー会場には、エッフェル塔を仰ぎ見る巨大な公園やセーヌ川沿いの河川敷、ルーブル美術館の敷地内やコンコルド広場といった観光名所が使われることもある。 毎年1月と6月にはメンズ、2~3月と9~10月にはレディース、1月と7月にオートクチュールのコレクションが発表される。 パリで近年存在感を増しているのが、メンズ・ファッションウィークだ。ロンドンとニューヨークは消滅し、ミラノは縮小傾向にあるため「パリ一強」の様相を呈している。平野紫耀さん登場 熱波でショー前倒しのブランドも パリ・メンズ 男性像の定義が昔と変わってきており、ジェンダーレスなスタイルも定着。男性服と女性服の要素が交差しつつある。音楽やストリートカルチャーといった若年層の価値観なども反映し、メンズファッションの最前線として位置づけられている。広報戦略の要は「キー・オピニオン・リーダー」 ブランドの広報戦略も変化し…この記事は有料記事です。残り1319文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人後藤洋平編集委員|ファッション・メディア・文化担当専門・関心分野ファッション、メディア、文化関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする