現場から編集委員・後藤洋平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

6月下旬に開催された2027年春夏のパリ・メンズファッションウィークは、各ブランドがトレンドから距離を置き、長く着られること、ブランドごとの哲学や世界観を重視することに軸足を移したシーズンだった。パリ・ファッションウィークとは?続く値上がり、遠のく憧れ 巨大ビジネスと化したファッション 期間中のパリは熱波の到来で40度近い気温が続いた。各会場では水や保冷剤、扇子が配布されるなど、随所で暑さ対策が見られた。 「招待状記載の場所ではなく、必ずこちらに来てください」。セリーヌからはショー2日前、急きょ会場変更のメールが届いた。到着すると、パリでは珍しく冷房が完備されていた。 1年前に米国人のマイケル・ライダーが指揮を執って以降、テーラードやデニムといったベーシックなアイテムを軸に、アクセサリーを効果的に使う装いを得意とする。今回意識したのは、「厳選された数少ないアイテムを使いこなすこと」だったという。 ドリス・ヴァン・ノッテンは、1年半前に創業者からデザインを引き継いだジュリアン・クロスナーによる3シーズン目のメンズ作品群。中間色の使い方や柔らかな雰囲気が、いかにもこのブランドらしい。ショーの後、クロスナーは「1876年に書かれた(フランスの近代詩人)ステファヌ・マラルメの作品から着想を得た。プリントの写真は全て私やスタッフが撮影したもの」と語った。 これまではメンズ期間のショーでも多数の女性服を見せてきたサカイは、今回から男性服を中心とした編成に。タッセルのついたシャツ、ブルックスブラザーズとの協業ブルゾン、デニムなどが登場。デザイナーの阿部千登勢は「メンズの定番と、サカイらしさ、そして新しさを突き詰めた」などと説明した。ソウシオオツキはパリ初ショー、コムデギャルソンは「反戦」 サンローランはハイウエスト…この記事は有料記事です。残り790文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

この記事を書いた人後藤洋平編集委員|ファッション・メディア・文化担当専門・関心分野ファッション、メディア、文化関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする