ストーリー姿くらました花火主催者、未払金…「今度こそ自分たちの手で」再挑戦石橋英昭印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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全国から観光客を集めていた人気花火大会が昨年、突然中止になり、主催者は姿をくらました。販売済みのチケット代約2500万円が返金されず、街のイメージはガタ落ちに。このままじゃ地域がダメになると、立ち上がった若者たちがいる。岩手県陸前高田市で今年秋、新たな形で「高田松原花火」を実施する。 10月11日、海近くの高田松原運動公園を会場に、午後7時に打ち上げを始め、ミュージックスターマインを中心に1万5千発以上を夜空に咲かせる。開場は昼からで、フードブースやステージイベントもある。 準備に奔走するのは、地元育ちで水産卸会社を営む大坂智央(ちひろ)さん(29)。昨年5月の「三陸花火大会」の中止後、代替イベントを急きょ実現させた人物だ。今回も仲間に呼びかけ、三陸花火とは無関係の「高田松原花火実行委員会」を組織した。 チケットは、自由席6600円(陸前高田市民は1千円)、間近で見られるペア指定席が4万7400円などで、最大1万数千席を準備。昨年の花火の未返金者には、その額に応じて20~35%の割引をする。実行委は「被害者」からの申告を受け付けるなど、独自の実態調査にも乗り出した。 三陸花火大会は、東日本大震災から10年を前にした2020年10月、「三陸から元気を届けたい」との狙いでスタート。市外出身者が発起人となり、年2回のイベントは最大1万5千人を集めるまでに成長した。 ところが、昨年の開催2週間前、「運営資金や人員確保が困難となった」と、中止を発表。約1700組のチケット購入者に返金の約束を果たさぬまま、現在は運営会社と連絡がとれない状態だ。 共催に名を連ねた市には、苦…この記事は有料記事です。残り756文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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