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防衛省の報道官が、個人名義のX(旧ツイッター)アカウントを開設した。小泉進次郎防衛相が主導する防衛省の発信力強化の一環で、日本を「新型軍国主義」などと主張する中国の発信に反論し、偽情報などを織り交ぜた「認知戦」に対応する狙いもある。 安居院(あぐいん)公仁報道官は6月26日、「防衛省あぐいん報道官」とするXアカウントを開設した。前日、中国国防部が会見で、日本の安全保障政策や自衛隊の活動などを批判したことに対し、「事実に基づかない主張が含まれている」などと反論。英語や中国語でも投稿した。 7月1日には、中国が日本の20企業・団体を新たに軍民両用(デュアルユース)製品の輸出禁止の対象にすると発表したことについて、中国が措置の理由を日本の「再軍事化」と主張していることに反論した。 開設から1週間余りで、フォロワーは3万8千人を超えている。 小泉氏は3日の記者会見で、報道官のアカウントについて、「わかりやすさやオリジナリティーを意識した情報発信を行っていく」と説明。「自衛隊の活動や制度に関する誤った情報を放置するとうそが本当になりかねない危険性がある」と話した。 念頭にあるのは中国の存在だ。中国は、昨年11月の高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁以降、殺傷能力のある武器の輸出の全面解禁や、防衛力の抜本的強化に向けた安全保障関連3文書の見直しなどを「新型軍国主義」と繰り返し批判する。 防衛省は、中国との認知戦などに対応するための取り組みを強化しており、記者会見などの場で反論してきた。昨年12月には、中国軍機が自衛隊機に対し、レーダー照射した問題では、危険性や事前通報などをめぐって、主張が対立した経緯があり、対応を強化するきっかけにもなった。 小泉氏は、報道官のXアカウ…この記事は有料記事です。残り639文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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