東京/シンガポール:海運データによると、サウジアラビア産原油を積載した日本所有の超大型タンカー2隻が火曜日にホルムズ海峡を脱出したことから、今月、日本向けの中東産原油供給は増加する見通しだ。これら2隻は、前日に出航した立ち往生船団に加わり、今週ホルムズ海峡を出航した日本関連船舶の原油積載総量は1,600万バレルに達し、アラビア湾に滞留していた原油の量が減少した。LSEGのデータによると、タンカーのうち1隻は日本郵船が所有・運航し、もう1隻は川崎汽船が所有・運航している。Kplerのデータによると、両船とも3月1日にサウジアラビア産原油を200万バレルずつ積み込んだ。両社はコメントの要請に対し、直ちには回答しなかった。日本船主協会の広報担当者は火曜日、湾岸地域に残留している日本関連船舶の数が、紛争開始時の45隻から26隻に減少したと述べた。月曜日には、中東産原油1,200万バレルを積載した超大型原油タンカー6隻、化学品タンカー2隻、自動車運搬船1隻、コンテナ船1隻――いずれも日本と関連のある船舶――が海峡を通過した。 これらのタンカーは、2月下旬から3月上旬にかけて積み込まれたサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、カタール産の原油を輸送している。これらの船舶の大部分は、日本の海運会社である三井OSKライン(MOL)が管理している。Kplerのデータによると、足止めされていた船舶に加え、世界最大の原油輸出国であるサウジアラビアが6月下旬にアラビア湾内にある同国最大の港湾であるラス・タヌラ港で積載を再開したことを受け、同港からサウジアラビア産原油を積載した超大型原油タンカー(VLCC)5隻が、日本に向けて暫定的に航路を定めている。2月にイラン戦争が勃発する前は、原油供給の94%を中東に依存していた日本は、4月にアラビア湾岸産油地域からの供給量が前年比68%急減した結果、原油輸入量が60年以上ぶりの低水準に落ち込んだ。 ロイター