2026年7月5日 20時00分佐藤圭司印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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将棋の藤井聡太王位(23)=名人・竜王・棋聖・棋王・王将と合わせ六冠=に伊藤匠(たくみ)二冠(23)=叡王(えいおう)・王座=が挑戦する第67期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第1局が4、5の両日、静岡県浜松市の浜松八幡宮楠(くすのき)倶楽部で指され、後手番の伊藤二冠が138手で勝ち、自身初の王位獲得へ好スタートを切った。敗れた藤井王位は3月上旬から続けていた公式戦での連勝が14で止まった。第2局は15、16の両日、神戸市の「中の坊瑞苑(ずいえん)」で指される。伊藤匠をA級へと導いた「事件」 ネクタイを締めたまま絶望した夜 将棋界に八つあるタイトルを分け合う2人による頂上決戦。藤井王位は王位戦7連覇を、伊藤二冠は自身初の三冠を、それぞれ目指す。 両者によるタイトル戦は5回目で、いずれも藤井タイトル保持者に伊藤挑戦者が挑む構図。2023年10~11月の第36期竜王戦七番勝負は藤井竜王が4連勝で、24年2~3月の第49期棋王戦五番勝負も藤井棋王が3勝(1持将棋)で、いずれも防衛した。しかし、24年4~6月の第9期叡王戦五番勝負と25年9~10月の第73期王座戦五番勝負は、いずれも伊藤挑戦者が3勝2敗でタイトルを奪取した。 本局は、振り駒の結果、藤井王位が先手番となり、戦型は両者得意の「角換わり」に。序盤では、細かい手順は異なるが、両者が戦った第9期叡王戦第5局と同一局面も出現する進行だった。1日目から戦いが始まったが、伊藤二冠がリードを奪い、終盤では長考も交えて押し切った。藤井王位も粘り強く指して勝機をうかがったが、劣勢を挽回(ばんかい)することは出来なかった。終局は5日午後6時20分。 勝った伊藤二冠は「(終盤戦では)指しやすい気はしていたが、(藤井王位に)決め手を与えない指し方をされて……。正しく指せていたか分からないまま、ずっと指していた」と振り返り、「(1日目という)早い段階から終盤戦のような展開になった。かなり難解な将棋だったが、しっかり時間を使って指せたのは充実感があった」などと述べた。 敗れた藤井王位は「激しい展開になったが、こちらの玉が薄い形になってしまったあたり、判断が甘かった。形勢を損ねる要因になってしまった」と振り返り、「(本局は)1日目で形勢を損ねるような感じになってしまったと思うので、(次局は)難しい局面を続けられるように集中して臨みたい」などと話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人佐藤圭司文化部|将棋担当・大阪駐在専門・関心分野将棋・ポップ音楽関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






