2026年5月18日 11時30分村瀬信也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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名人4連覇を果たした将棋の藤井聡太名人(23)=竜王・王位・棋聖・棋王・王将と合わせ六冠=が18日、第84期名人戦七番勝負第4局(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ特別協賛、大阪府高槻市など地元共催)から一夜明け、対局地の高槻市で心境を語った。藤井聡太の変化 「完璧な将棋」を捨てて手にした「完全な勝利」 挑戦者の糸谷哲郎九段(37)を4勝0敗で破ったシリーズ。午前7時に起床後も第4局の内容を振り返っていたという。「変化や分岐が多い将棋だった。防衛の実感とかうれしさは徐々にくるものかな」と述べた。 3月に王将戦と棋王戦でタイトル失冠の窮地に立たされたが、いずれも逆転防衛に成功。17日の勝利で公式戦10連勝となった。「2、3月は内容的にあまりよくない状態が続いて不安があったが、今はしっかり読んで指すことができるようになったと感じている」 6月4日には、服部慎一郎七段(26)を挑戦者に迎えて棋聖戦の防衛戦が始まる。「服部七段は独特の力強さ、他の棋士にはない強みがある。棋聖戦は1日制なので決断力が求められる。そういうところを踏まえて準備したい」と話した。 今シリーズを通じて印象に残った手を問われると、石川県七尾市で指された第3局の中盤戦で指した△4五歩(82手目)を挙げた。 「いい手かどうかは難しいが、一手一手時間を使って考えようという意識が指し手につながった。自信があるわけでもなく、はっきり苦しいという感じもしない。どうなるかわからないという気持ちで指した」 対局場の大盤解説会で解説を務めた渡辺明九段(42)が「将棋史に残る毒まんじゅう」と評した手を、そう振り返った。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人村瀬信也文化部|次長専門・関心分野将棋、美術、東京の話題、B級ニュース関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






