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経済インサイド 史上最大の新規株式公開(IPO)となった米宇宙企業「スペースX」のIPOは、日本の個人投資家も株式を買える異例のケースでもあった。同社を率いる実業家イーロン・マスク氏の思惑を察知した日系の証券会社が、上場業務を担う「幹事会社」の一角に食い込み、実現させた。 「宇宙ビジネスはこれから絶対に来ると思う。宝くじみたいに夢を買ったと思っている」 6月、上場前に公開価格でスペースX株を購入した名古屋市に住む会社員男性は、取材にこう熱く語った。 購入額は少額だったというが、「IPO株は『先行チケット』のようなもの。大した資産もない日本の投資家が参加できたこと自体すごい」と強調した。 スペースXのIPOは2026年の米国市場の巨大案件として、当初から注目されていた。 今回、事前に日本に割り当てられたスペースX株は3500億円分。取り扱った証券会社にはその3倍、計1兆円以上の購入希望が殺到した。 スペースXは6月12日、米ナスダック市場に上場。初日の時価総額は2.1兆ドル(約330兆円)で、米企業ではフェイスブックを運営するメタなどを上回り、6位に。調達額は史上最大の約857億ドル(約13.7兆円)に達した。 こうした米企業のIPOに、日本の個人投資家が参加するのはふつうは難しい。米国の上場予定の企業は米国の機関投資家からの資金調達を優先し、日本のマーケットに販売することを想定しないからだ。これまでの経済インサイド 今回、その前提を崩したのが…この記事は有料記事です。残り1910文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人柴田秀並経済部|金融担当専門・関心分野金融、保険、資産運用関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







