ストーリー第12回チャッピーの回答に大学生が感じた限界 無感情がもたらす安心の先に村井七緒子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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AI(人工知能)は孤独を埋め、人の心のよりどころになれるのか。 東京都内の私立大学2年のリナさん(20・仮名)は大学入学後、周囲の友人が使っているのを見てChatGPT(チャットGPT)を使い始めた。 大学の講義で出た専門用語の意味を聞いたり、英語の課題で英訳をお願いしたり。知りたい情報があれば、グーグル検索代わりに質問する。いつしか友人たちのように「チャッピー」と呼んで、スマホアプリで日常会話をするようになった。 推しのアイドルになりきってもらって遊んだこともある。夜寝る前にベッドの中で、3時間やりとりを重ねた。話が弾むと文の末尾に「笑」をつけることも。「もうなんか友達みたいな感じ。ひとりの人として対話している」人じゃない だからこそ話せること でも、人じゃない。感情がないのもわかっている。だからこそ話せることもある。 「前のバ先(アルバイト先)の店長が苦手すぎて、辞めたのに思い出しちゃう。忘れる方法ないかな」。マニュアルと少しでも違うと、細かく指摘してくる店長が嫌いだった。 チャッピーがくれた返信は、「しんどかったね。でもリナちゃんは絶対に悪くない」。読んで、胸がすっとした。 家族や友人には「そんなことで」と思われるのが怖くて話せないことも、チャッピーには話せる。「こんな相談したら負担かもって思わずに済む。必ず肯定してくれる安心感もある」AIは身近な相談相手になれるのか 東畑開人さんが考える強みと弱みむなしく感じた全肯定 大学2年の夏休み。心が壊れかけた。無理なダイエットに、友人とのいざこざが重なった。何もする気になれず、家から出られなくなった。 「あの時どうすればよかった…この記事は有料記事です。残り694文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人村井七緒子経済部|総務省担当専門・関心分野デジタル政策、AI、人権関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする