インタビュー村上春樹さん新作「夏帆」で描いた女性 「小説家は何にでもなれる」聞き手 編集委員・柏崎歓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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村上春樹さんの最新作「夏帆 The Tale of KAHO」(新潮社)が3日に刊行される。長編小説として初めて、女性を主人公にしたのはなぜか。作品に漂う前向きな印象の理由は。刊行を前に、村上さんに聞いた。村上春樹は暗闇を恐れない「僕はいわば黒い羊で、はみ出し者だった」 物語の主人公は、夏帆という名の絵本作家。夢のなかに現れた「ありくい」が、「あなたは武蔵境に越さなくてはなりません」と夏帆に告げる。 武蔵境は東京都武蔵野市の駅名。引っ越した夏帆の周辺で、次々に不思議なことが起こる。やがて埼玉・浦和の実家に住む母親の様子が、以前とはどこか違うことに気づいて……。「夏帆」に影響したアメリカ滞在 ――今回は女性の物語ですね。 「女性が主人公の話は短編ではけっこう書いてるんだけど、長編ではこれまでなかったんです。やっぱりいつもと違う目で世界を見ている感覚がありました」 「もちろん僕は、女の人がど…この記事は有料記事です。残り2032文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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