インタビュー内密出産「母子の命を守る取り組み」 生まれた子の戸籍つくる区長は聞き手・大貫聡子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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賛育会病院(東京都墨田区)が特定の医療関係者以外に身元を伏せる「内密出産」や、親が育てられない子を匿名で預かる「ベビーバスケット」に取り組んで1年が過ぎた。戸籍法の定めにより、内密出産で生まれた子やベビーバスケットに預け入れられた子の戸籍をつくり名前をつけるのは首長だ。法律など明確なルールがない現状をどう見ているのか。墨田区の山本亨区長に聞いた。内密出産7人、「赤ちゃんポスト」に20件 東京・賛育会病院 ――1年を振り返って。 一連の取り組みを始める前から賛育会病院、東京都とは綿密に協議を重ねてきました。今も定期的に意見交換をしています。 賛育会病院は以前から困難を抱える妊産婦や子どもを育てることが難しい家庭に対応してきた経緯があります。そうした事例をよく知る賀藤均院長が「命を救えた実感がある」と話していた。(内密出産やベビーバスケットは)母子の命を守る取り組みとして非常に重要であると考えています。 ――行政が担う役割とはどのようなものでしょうか。 戸籍法に基づく戸籍の作成や母子手帳の発行を担います。 子どもに名前をつけるのはとても重い職務です。自宅で1人で出産した女性、逡巡(しゅんじゅん)しながらも病院に預けることを決めた女性がいる。一方で、赤ちゃんはかわいい。子どもの明るい未来を想像して、一人ひとりに願いを込めて、熟慮しながら命名しています。内密出産を始めて1年、病院長の確信「助かる女性や子ども増える」 母親が子どもの名前への思い…この記事は有料記事です。残り412文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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