サケ漁の夢、地球の裏側で現実に 「先住権」体現する人々と出会って太田悠斗 大滝哲彰印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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春のアメリカ・ワシントン州オリンピック半島には肌寒い海風が吹き、そびえる山々には雪が残っていた。 2017年5月。北海道浦幌町の漁師、差間啓全(ひろまさ)(59)は、おじの正樹(故人)と北米の先住民族のマカ・トライブ(集団)を訪ねた。 現地の漁師が保冷箱を開けると、そこにはキングサーモンがびっしりと入っていた。 啓全は「堂々と『先住民族として捕ったサケなんだ』って見せてくれた。自分たちにはまだない自信を感じた」と話す。 この地には、サケをめぐる権利回復を求めた闘いの歴史がある。 19世紀後半に合衆国連邦政府と先住民族が結んだ条約には「慣れた土地や持ち場で、領域のすべての市民と共有して魚を捕る権利」を認める文言があった。しかしその後、州は先住民族の所有する土地以外での漁の取り締まりを始めた。 1974年。アメリカ連邦地…この記事は有料記事です。残り1221文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人太田悠斗北海道報道センター|司法担当専門・関心分野共生、外来種、生きづらさ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






