2026年6月30日 10時06分稲垣康介印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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ドイツがサッカーワールドカップ(W杯)では過去4戦全勝と抜群の強さを誇ってきたPK戦で、初めて苦杯をなめた。 パラグアイとの対決となった29日(日本時間30日)の決勝トーナメント1回戦は、1―1のまま延長でも決着が付かず、今大会初めてPK戦にもつれこんだ。【特集】PK戦 いかに心理戦を制するか 技 - THE TECHNIQUE ドイツは、西ドイツ時代の1982年スペイン大会準決勝、86年メキシコ大会準々決勝、90年イタリア大会準決勝、統一ドイツとなってからの2006年ドイツ大会準々決勝とPK戦では全勝だった。 アルゼンチンを破った06年大会では、守護神レーマンが相手4人のPKの方向をすべて的中させ、そのうち2本を止めて勝利の立役者になった。 当時のドイツ紙によると、PK戦の直前、GKコーチのアンドレアス・ケプケ氏はレーマンに9センチ×10センチの「カンニングペーパー」を渡した。そこには、選手の名前とクセが記されていた。 スカウト陣らが2年間奔走して集めたアルゼンチン選手の極秘データだった。 レーマンはソックスの中に紙切れをしのばせ、相手キッカーが蹴る前に取り出しては、視線を走らせた。 アルゼンチンの4人目のエステバン・カンビアッソについては、こう書かれていた。「しばらく立ったまま待つ。左隅」 メモを信じたレーマンは左に跳び、シュートをはじいた。4人全員がデータ通りだった。 一方のドイツは、4人全員が成功した。 あれから20年。この日は40歳の守護神マニエル・ノイアーがパラグアイのキッカー6人のうち4人に決められ、3―4で敗れた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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