2026年6月30日 6時41分比嘉海人 柴田悠貴印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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未明の日本にため息が広がった。 サッカーワールドカップ(W杯)北中米大会で、日本は日本時間30日にブラジルと対戦し、終了間際に勝ち越されて1―2で敗れた。 午前2時開始の試合を、各地のパブリックビューイング会場で多くの人が、一喜一憂しながら声をからして応援した。【動画】日本代表がブラジルに1-2で敗退した直後、渋谷スクランブル交差点には日本の健闘をたたえる人や、ブラジル国旗を掲げる人たちの姿があった=小野甲太郎、比嘉海人、柴田悠貴撮影【試合を詳しく】終盤の失点でW杯ベスト16逃す 前半29分、佐野海舟選手が先制ゴールを決めた。東京都渋谷区の映画館「TOHOシネマズ渋谷」は、席を埋めた約300人のサポーターが総立ちで喜びを爆発させた。 1―0でリードして前半終了。友人と来た立川裕二さん(58)は「今のチームでブラジルに勝ったら、えらいことだ」と興奮冷めやらぬ様子だった。三苫薫選手や南野拓実選手、前主将の遠藤航選手ら主力がけがで相次ぎ離脱。久保建英選手も初戦で負傷し、欠場する状況だったからだ。 1982年スペイン大会からW杯観戦を続けているという立川さん。多くの人と喜びをわかち合おうと、今大会は日本戦を全てパブリックビューイング会場で見た。本田圭佑さん解説を元NHKアナが解説 AIが及ばない「生々しさ」 イラストレーターの仕事は30日午前の納品を29日に終わらせ、応援に駆けつけた。「歴史的なゴールを見られた。仕事を終わらせて来て本当に良かった!」 ただ、後半にブラジルが逆転。試合終了の笛に、会場は静まりかえった。 ブラジルに敗れた2006年大会を例に「先制した時こそ油断禁物」と試合前に話していた千葉県の桜井貴浩さん(52)は、予想が的中してしまい、「今日の仕事中はずっと下を向いていそうです」と残念がった。 ただ、「日本のレベルは着実に上がっている。良い試合を見られてうれしいです」とサムライブルーの健闘をたたえた。 試合終了直後の午前4時10分ごろ。空が明るんだ渋谷駅前(渋谷区)のスクランブル交差点周辺は、大勢の警察官が警戒する中、帰路につくサポーターが行き交った。 近くのクラブで同僚3人と観戦した大戸開維(かい)さん(26)は「最後は強豪の意地を見た気がする。やっぱりブラジルは選手の層が厚い」と日の丸をペイントした顔をゆがめた。 午前8時には出勤予定だが、眠気はないという。磯次郎さん(27)は「日本が勝った時のスクランブル交差点を見たかったので不完全燃焼」と苦笑いしつつ、前向きだった。「日本は十分がんばった。次は、僕たちが日本を明るくしますよ」【動画速報】W杯ブラジル戦で日本代表は1-2で敗退した。白熱の試合をPV会場でファンが見守った=小野甲太郎、比嘉海人撮影「1度だけ泣かせた」堂安律 エゴを捨てた10番、原点にあるドバイ 東京ドームシティ(東京都文京区)のJFAサッカー文化創造拠点「blue―ing!」には約200人のサポーターたちが集まった。 新宿区の下田健二朗さん(41)は、王国ブラジルと終盤まで1―1で渡り合った試合に、「ほんとに勝てるって思うぐらい接戦だったと思う。今の日本の強さを見せてもらった」と健闘をたたえた。 「『チーム一丸』が日本の良いところだと思う。もっと結束を強めて、次は今まで以上の景色をみせてもらえたらと思う」と期待した。【動画】ブラジル戦は1-0で日本が先制し前半を終えた。都内のパブリックビューイング会場も熱気を帯びた=小野甲太郎、比嘉海人撮影有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません