現場から南西域で日米演習「レゾリュート・ドラゴン」 離島の日常になる安保神田和明=エリアリポーター 矢島大輔 奥村智司 伊藤隆太郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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離島防衛を想定した陸上自衛隊と米海兵隊による合同訓練「レゾリュート・ドラゴン(不屈の竜)」が、九州・沖縄の各地で行われている。「台湾有事」を念頭にした防衛力の「南西シフト」が進む中、南西諸島では生活空間での軍事訓練が日常化している。 沖縄が戦後81年の「慰霊の日」を迎えた23日、フェリーも発着する奄美大島・名瀬港(鹿児島県奄美市)の岸壁に、自衛隊の輸送艦「にほんばれ」が接岸した。観音開きになった船首部分から陸上自衛隊の深緑の車両が姿を現し、ミサイル発射機などを載せた4台が報道陣の前を次々と走り去った。 この陸揚げ訓練は、九州や沖縄で20~30日に行われているレゾリュート・ドラゴンの一部だ。 2021年から年1回程度行われる離島防衛訓練で、23年から九州・沖縄で実施されるようになった。今回は日米で計9600人が参加。「台湾有事」などの際に防衛力を沖縄などに素早く展開することを想定しているとみられる。 特に今回は、有事における自衛隊の作戦構想が如実に見えた。自衛隊の「有事」構想 「にほんばれ」は、25年3月に新たに編成された陸海空自の共同部隊「海上輸送群」の所属で、母港は防衛省が「複合防衛拠点」として整備を進めている広島県呉市。今回は同じ部隊の輸送艦「ようこう」とともに、大分や鹿児島の民間港からミサイル装備などを南西諸島に輸送した。 佐賀駐屯地(佐賀市)に配備されている陸自オスプレイも、沖縄の米軍基地に初めて展開。米軍は別の軍事演習の枠組みで、中国内陸部にも届く中距離ミサイルシステム「タイフォン」などを輸送機で海自鹿屋基地(鹿児島県鹿屋市)に運び込んだ。 いざという時、防衛力をスムーズに南西諸島に展開できるか――。自衛隊幹部の一人は、今回注力したのは「南西シフトで課題となっている輸送力の強化」と明かす。 防衛省は、中国の軍拡を念頭に、今後も日米共同訓練を強化する方針だ。ある防衛省幹部は「実際に自衛隊の長射程ミサイル部隊を動かしたり、今年度から取得を始めた攻撃型ドローンも組み込んだりした訓練を検討していく」と語る。軍事訓練が「当たり前」になる離島の暮らし 「南西シフト」が進む中、南…この記事は有料記事です。残り770文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人奥村智司西部報道センター|論説委員補佐専門・関心分野安全保障/エネルギー/水俣病/カネミ油症関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする