深掘り第8回「だまし討ちだ」区の申し立てに娘が怒り 家族に無断で母を成年後見編集委員・森下香枝印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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東京都中野区に住む女性(57)のもとに、母親(91)が利用していたショートステイ施設から封書が届いたのは2024年2月のことだった。 母親の成年後見の開始を、東京家庭裁判所が決定したという審判書だった。 後見を申し立てたのは中野区長。身寄りがない人や、虐待などで親族の養護が見込めない人に代わり、市区町村長が家裁に後見開始を申し立てる「首長申し立て」だった。 しかし、女性はこれまで10年間、脳血管性認知症などと診断された母親を介護し、虐待の事実もない。娘に無断で後見人を立てられたと知り、「だまし討ちじゃないか」と驚いた。 それまでの経過を振り返ると、22年10月に持病の大腸炎で入院した母はその後、介護老人保健施設に移り、23年3月まで入所した。「これはお母さんの問題」 その間に中野区福祉推進課から突然、「お母さんが老健を退所した後、在宅介護は無理だと判断した。地方の特別養護老人ホームへ移す」と連絡があった。 女性が拒むと、担当者から「これはお母さんの問題で娘さんに関係ない。老人福祉法にのっとって申し立てを進める」と迫られた。母に後見人がつくことに娘らが最後まで反対する中で、後見開始の申し立てに踏み切った中野区の言い分は…。記事後半では過去最高を更新する成年後見の首長申し立てと虐待通報の「相互関係」を深掘りします。 女性が合意するなら施設に入…この記事は有料記事です。残り2727文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人森下香枝編集委員|ここからTIMES編集長専門・関心分野終活、中高年のセカンドライフ、事件など関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする