2026年7月7日 18時26分古庄暢印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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茨城県古河市の介護老人保健施設で2020年、入所者2人の点滴用チューブに空気を注入して殺害したなどとして、2件の殺人と窃盗の罪に問われた元職員の赤間恵美被告(40)に対し、水戸地裁は7日、殺人1件について無罪とし、被告に懲役20年(求刑無期懲役)を言い渡した。 水戸地裁での7カ月間にわたる公判を終えた裁判員6人が判決後、記者会見に出席。決定的な証拠がないなか、判決に至るまでの思いや苦慮した胸のうちを語った。 裁判員を務めた40代の会社員女性は「長くて大変だったが、やり切ることができて良かった。2件の殺人事件は重い裁判だった。悩むことが多かった」と語った。 悩んだ要因の一つが、公判中、赤間恵美被告が黙秘を続けたことだったという。 「裁判員席から表情を見ていても、ずっと淡々とした表情だった」と常陸大宮市の50代女性は、振り返った。「黙秘も権利かもしれないが、どういう判決を下すべきなのか被告の思いを聞いて決めたかった」。 40代の会社員男性も「努力して看護師になった経緯を法廷で聞いた。なぜこの人(赤間被告)がこんな事件に関わってしまったのか、最後まで分からないことだらけ。判決に納得はしているが、今も胸に落ちない部分はある」と話した。 検察は証言や状況証拠を積み上げ、立証作業を進めた。出廷した証人は132人に上る。 別の裁判員の女性は「出廷する証人が多すぎて、証言を整理するのが大変だった。ここまで多くなくても良かった」と検察の手法に疑問を呈した。常陸大宮市の50代女性も「証言を聞いているうちに、自分のなかの判断基準が次第にずれていってしまった」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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