「夫の変化に対応できず後悔」市職員が自死、賠償求めた妻が心境語る松本江里加印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
福岡県直方市の職員だった男性(当時44)が2015年に自死したのは、職場で部下や上司から精神的圧迫を受けうつ病を発症したためなどとして、妻が市に対し約9200万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、福岡地裁であった。【関連訴訟の判決】「係長の仕事でしょ」部下からも圧迫…自死 遺族側の訴え認める判決 被告側は出席せず、請求棄却を求める答弁書が陳述された。 妻は法廷で意見陳述し、後悔と悲しみの日々を告白した。 うつ病という病気のことをよく知らなかったといい、「夫の変化にうまく対応できず、このような結果をもたらしたことを、10年間ずっと後悔しています」と述懐した。 妻は職場の忘年会など人が笑う場所に行けなくなった。夫がよく笑う人で、「どうして夫だけが笑えなくなったのか」と思ってしまうからだという。 夫の死後、職場で何があったのか知りたいと夫の上司や部下に手紙を出したが話を聞いてもらえず、市幹部との面会時には「話はすべて否定します」と言われた。 その後、弁護士の協力で少しずつ資料が開示されたが、分からないことも多いという。 訴状などによると、男性は15年6月、これまで未経験だった課の係長に異動し、9月末ごろにはうつ病を発症した。 元気がなく落ち込んだ様子を見せたほか、仕事を辞めたいと妻に話したり、おどおどしたり、自分のにおいを気にしたりするようにもなったという。夫は翌月に自死した。 部下の係員から「それは係長の仕事でしょう」などと反抗的で突き放すような態度を取られ、上司の課長からも人前で「お前はそんなこともわからないのか」などと言われた、としている。 原告側は、突然の異動に伴い…この記事は有料記事です。残り262文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録
この記事を書いた人松本江里加西部報道センター専門・関心分野地方、子どもの権利、福祉など関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






