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広島県立高校の事務長が自死し、仕事が原因である公務災害(労災)に認定されていたことがわかった。当初は「公務外」とされたが、審査会で部下からのハラスメントや校長の対応などが原因で精神障害になったと逆転認定された。これを受け、遺族は県に損害賠償を求めて提訴。県は精神的な負担は大きくはなかったなどと反論し、全面的に争う構えだ。【そもそも解説】公務災害とは? 労働災害との違いは?通知書から受けた夫のイメージ「違う」 公務災害認めさせた妻の怒り 亡くなったのは小林信彦さん(当時60)。訴状などによると、1981年に広島県教育委員会に採用された。2014年4月に広島市の西高校(閉校)の事務長に着任、15年10月ごろにうつ病を発症し、11月に自死した。 妻が20年、公務災害と認めるよう「地方公務員災害補償基金」の県支部に請求。22年6月、支部長(当時の湯崎英彦知事)は公務外との処分を決めた。部下の態度によってある程度の精神的負荷があったものの、執拗(しつよう)ではなく、仕事で過重な負荷があったとは認められないと結論づけた。「人格を否定するような」態度や発言 妻はこれを不服として審査請求。県支部の審査会は25年3月、当時の教頭の新たな証言などを踏まえ、公務外とした処分を取り消し、公務災害との裁決を出した。 裁決書によると、部下の態度…






