2026年4月7日 11時00分(2026年4月7日 14時19分更新)有料記事増谷文生印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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2027年度から使う高校「論理国語」の教科書に小説が増える。 中には、夏目漱石の「こころ」を30ページ近く載せる教科書もある。 もともと「論理国語」は、評論や説明書といった実用的な文章を扱う目的でできた。しかし、もはや小説の掲載は特別ではなくなっている。この記事のポイント・「現代文」を「論理国語」と「文学国語」に分けた背景・想定外の論理国語への小説掲載 流れを決めた検定・教科書会社が論理国語に小説を載せたい理由・有識者の現状の評価と国に求める今後の対応 「論理国語」は2018年の学習指導要領の改訂によってできた選択科目だ。高校国語が「文学作品の読解に偏りすぎ」とし、実社会で生きる力を重視。主に2、3年生向けの「現代文」を「論理国語」と「文学国語」に分け、主に1年生向けの「国語総合」を「現代の国語」と「言語文化」に分けた。 だが、教員から「論理と文学を分けて指導するのは難しい」「1冊で論理と文学を教えたい」といった声が上がった。 こうしたニーズをふまえ、2020年度に、第一学習社が「現代の国語」に小説5作品を載せた教科書を国に申請すると、検定で合格し、しかもシェア1位に。これに他の教科書会社が反発し、文科省側が「文学作品の掲載が一切禁じられている訳ではない」と異例の文書を出す騒ぎとなった。 結局、この教科書が「蟻(あ…この記事は有料記事です。残り1846文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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