使用済み核燃料の再処理工場=2024年、青森県六ケ所村
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内閣府の原子力委員会は23日、原発や放射線などの利用の現状や課題をまとめた2025年度版「原子力白書」を公開した。核燃料サイクルについて、資源の有効利用や高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の減量につながるとしつつ、「確立は道半ばで、国民の認知度も高いとは言えない」とした。 核燃料サイクルは、原発の使用済み燃料からウランやプルトニウムを取り出し、燃料として原発で再利用する仕組みだ。取り出し工程を担う再処理工場(青森県六ケ所村)は、完成時期の延期を繰り返してきたが、稼働に必要な原子力規制委員会での審査が大詰めを迎えている。 白書では、国際情勢をふまえ、エネルギーの海外依存を減らす必要があるとして、「エネルギー安全保障に貢献することが期待される」とした。そのためには、再処理工場などの完成と安定した稼働、放射性廃棄物の最終処分に向けた理解活動が重要だとしている。 このほか、東京電力福島第一原発事故後の福島県の復興状況や、国内外の原発の動向、原子力分野の人材不足に対する取り組みなどを紹介している。








