インタビュー遥かなりヤマトゥ 政治に利用される沖縄 総選挙大敗の前議員の思い聞き手・箱田哲也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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前衆院議員の屋良朝博さんは静かに、しかし激しく憤っている。2月の総選挙直前、公明との新党「中道改革連合」結成にカジを切った立憲民主党の幹部は、米軍の新基地建設を容認するかのような発言をした。総選挙で中道から立った屋良さんは大敗。 秋には沖縄県知事選が控えるが、「中道」執行部は基地問題同様、態度を明確にしようとしない。自身はこのまま中道に属するべきなのかどうか。葛藤を抱えながら23日、沖縄は「慰霊の日」を迎えた。遥(はる)かなりヤマトゥ(本土)――。くすぶる鳩山政権のつまずき ――衆院選直前、当時の立憲民主党の安住淳幹事長は新党「中道改革連合」の綱領発表の際、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を認めるかのような発言をしました。 「現職の衆院議員だった私は一報を知って頭が真っ白になり、即座に東京行きの航空券を取って安住氏に抗議に行きました。前線で戦う候補を、背後から狙い撃ちするような振る舞いは断じて容認できません」 「辺野古移設は単に地方の基地問題ではなく日本の民主主義や地方自治のあり方が問われる重要な政治課題。党内で議論を尽くさぬまま、これまでの積み上げを覆い隠すような発言は国民への裏切り行為であり、政治全体にとっても大きな損失です。中道の新執行部には沖縄の民意を反映した『真の対話』による解決を柱にすえてほしいです」 ――でも小川淳也代表は移設問題を「軽々に言うこと自体が無責任」などと話しています。 「曖昧(あいまい)な態度のまま、幹事長発言の撤回もなし。4月に公明出身の岡本三成・政調会長に議論の早期開始を要請したら『沖縄の声を受け止めながらやっていく』と言いました。しかし、その数時間後、岡本さんは報道陣を前に、辺野古移設を再検討する考えはない、と。人を小馬鹿にした話です」 ――立憲は党の基本政策で辺野古移設工事の中止を訴えてきました。これまで党内の議論はどうだったのですか。 「実は全然、議論は詰まって…この記事は有料記事です。残り3471文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






