国内最長射程ミサイル、日米共同訓練で展開 「なし崩し配備」懸念も2026年6月22日 12時00分矢島大輔 清宮涼印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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アメリカ陸軍の中距離ミサイルシステム「タイフォン」が、22日から始まるアメリカ主催の多国間共同訓練「バリアント・シールド」のため、鹿児島県の海上自衛隊鹿屋航空基地に一時展開される。抑止力を強化するとの見方がある一方、射程に入る中国の反発を招いて地域の緊張が高まる懸念がある。 タイフォンは、射程約1600キロのトマホークミサイルも搭載できる対艦・対地攻撃用システム。国内では最も長い射程となる。 バリアント・シールドでは、日米の共同作戦の際に艦船を攻撃する想定で、システム立ち上げから発射までの作業を確認する。実弾射撃はしないとしている。 基地がある鹿屋市は防衛省に対し、安全対策に万全を期すことや訓練後の速やかな撤収などを要請している。 小泉進次郎・防衛相は19日の会見で「アメリカ軍の機動展開能力を向上させ、日米の即応性や相互運用性を向上させるものと考えている」と述べた。 アメリカはインド太平洋地域へのタイフォンの展開を進めており、日本では2025年9月にあったアメリカ海兵隊との実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」で、米軍岩国基地に初めて一時展開した。この際、中国側は「地域の軍拡競争と軍事対立のリスクを高める」などと反発している。 バリアント・シールドは7月1日に終わるが、9月にある別の共同訓練「オリエント・シールド」にも参加するため、タイフォンの配備は続く。フィリピンでは訓練後に事実上、常設されているが、今回は10月中旬をめどに撤収される見通しという。防衛省は「恒久的な配備ではないと米側から説明を受けている」としている。ただ日本政府内には、将来的には、恒久的な配備もありうるとの見方も出ている。「のど元にあいくち」米軍タイフォン展開、中国のミサイル戦力に対抗有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人清宮涼政治部|外交・防衛担当専門・関心分野外交、安全保障、国際政治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








