インタビュー御船紗子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
Aストーリーズ「AIと警察 イギリスと日本の現場から」(5) AI(人工知能)を捜査や防犯といった警察活動で使う動きが国内外で広がっている。一方で、欧米では計画が頓挫するケースも出ている。警察の活動は、市民の自由を縛る力を持つ。AIを採り入れる上で、どういった点に注意が必要なのか。滋賀大の島田貴仁教授(犯罪学)に聞いた。 英国や米国では、リスク評価や予測的警察活動など、評価や判断に関わる分野でAI利用が先行してきた。その背景には、警察に対する市民の信頼が必ずしも高くない点がある。 英米では、警察活動が社会から厳しく見られ、警察の一挙手一投足が注目を集めやすい。判断の根拠をどのように説明するか、恣意(しい)的な運用をどう避けるかが強く問われる環境である。その中でAIは、警察活動を客観化し、判断の一貫性を高める「道具」として期待された面がある。 しかし、AIが警察の判断を透明にするとは限らない。むしろ、「AIがそう示した」という説明が、人間の判断責任を見えにくくする隠れみのになる危険もある。警察活動は、社会から切り離されたものではなく、社会のありようを反映した鏡だといえる。そこにAIが入る以上、何をAIに任せ、どこで人間が判断し、誤りがあった場合にどう検証するのかを、社会に向けて説明する必要がある。Aストーリーズ AIと警察 イギリスと日本の現場からAIは捜査にも使われ始めている一方で、個人情報を保護する面から懸念の声が上がっています。AIと警察の距離感があるべき姿について、日本と先進地イギリスの現場から考えます。 英米のAI警察活動のもう一…この記事は有料記事です。残り1791文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人御船紗子国際報道部専門・関心分野国際関係、サイバー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







