視点・解説大量失点続くチュニジア、狙いは攻撃時にあり 筑波大蹴球部が分析2026年6月21日 6時00分分析・筑波大蹴球部 日比亜斗夢印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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日本代表やJリーグのクラブで活躍する人材を生み出してきた筑波大蹴球部の分析スタッフが、人工知能(AI)を用いた分析会社「Bepro(ビプロ)」の協力を得て、ワールドカップ(W杯)北中米大会での日本代表の対戦相手を分析する。20日(日本時間21日)の第2戦で戦うチュニジアは大量失点が続いており、狙い目は攻撃の局面だとみる。 チュニジアは、ボールを前進させるプレーに大きな課題を抱えている。「うるさい!」三笘薫はベンチに言い返した 川崎スカウトが見た覚悟 W杯開幕直前の親善試合ベルギー戦は0―5で敗れた。ただ5失点という結果にもかかわらず、チュニジアの守りは必ずしも崩壊していなかった。ブロック37回、クリア25回を記録し、守備陣は長時間にわたって対応を続けていた。 しかし、ボールを奪った後の縦パスが通らなかった。パス成功率77.3%を記録したが、縦パス成功率は55.0%にとどまった。安全な横パスや後方でのパス交換はできていた一方で、前線へボールを届ける精度が低く、攻撃を効果的に進めることができなかった。 ベルギーのシュート数は25本、枠内シュートは11本だったのに対し、チュニジアのシュート数は7本、枠内シュートは1本。ボールを前へ運べないことが決定機不足に直結していた。 チュニジアはW杯1次リーグ(グループリーグ)F組初戦のスウェーデン戦(1―5で敗戦)でも、パス成功率は80.9%だったが、縦パスの成功率は64.1%だった。 日本戦でも焦点は縦パスになるだろう。日本は前線からの守備と中盤でのボール回収を得意とする。チュニジアの縦パス成功率をさらに下げられれば、相手を自陣に押し込む展開を作りやすい。 一方、日本が懸念すべきなのは、チュニジアが守備の枚数を増やして5バックを作り、ゴール前を固める展開だ。日本が単調なクロスやミドルシュートに頼れば、チュニジアのブロックにはね返される可能性が高い。 そのため日本は、ボールを失った直後の即時奪回を徹底したい。前進に課題を抱えているチュニジアは、ボールを奪った直後は周囲のサポートが少なく孤立しやすい。高い位置で奪い返すことができれば、相手の守備陣形が整う前に攻撃へ移ることができ、決定機を作り出せるだろう。 仮に日本がボールを失った直後に奪い返せなくても、チュニジアのカウンターを遅らせることが重要になる。日本が素早く帰陣して前向きの守備陣形を整えることができれば、チュニジアが不得意とする攻撃の組み立てを強いることができる。 初戦の大敗で監督が交代し、相手の狙いは読みづらいが、相手の縦パスを狙ってショートカウンターにつなげ、日本が得意とする形に持ち込みたい。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






