高専で農業やマンガも教育 文科省が方針 称号「準学士」を学位に2026年6月19日 19時30分植松佳香印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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高等専門学校(高専)の学生を増やすため、文部科学省は教育内容をこれまでの工学系から、農業やマンガをはじめとしたコンテンツ分野などにも広げる方針だ。19日に高専のあり方を見直す検討会の初会合があり、具体化するための議論を始めた。年内をめどに取りまとめる。 文科省は、高専の機能を強化する政策パッケージを作る考え。教育内容を広げるほか、数が少ない公立・私立の高専新設の支援▽高専教員の確実な確保▽卒業後に与えられる称号の「準学士」を国際的に通用する学位にする――ことなどを進めようとしている。 高専は、中学卒業後の学生を受け入れ、実習を中心に5年間の教育を行う。大学と同じ高等教育の分類で、戦後の経済発展による技術者不足を補うために作られた背景がある。 国立を中心に全国に58校あるが、全て工学系で、卒業生の6割が就職、4割が大学3年生への編入などで進学する。卒業すると学位ではなく「準学士」の称号が得られる。近年の理系人材需要の高まりもあり、地域社会では即戦力としての期待がより大きくなっている。 政府は成長戦略の一環で、高校から大学院までの一体的な教育を通じた人材育成を進める計画だ。高専については、2040年までに設置を促進し、学生数を増やす目標が掲げられている。 この日の議論では、就職先として地元の受け皿作りの重要性や、15歳で専門分野を決めるため、ミスマッチを起こさないような入学者選抜の必要性などを指摘する意見が出た。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人植松佳香東京社会部|教育担当専門・関心分野子ども、教育、労働、国際関係関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする