下腹部にピンポン球?受診まで四半世紀 悩まないで「骨盤臓器脱」机美鈴印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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女性の骨盤内にある筋肉や靱帯(じんたい)の機能低下により発症する「骨盤臓器脱」。膣(ちつ)から子宮や膀胱(ぼうこう)がはみ出てしまったり、尿漏れの原因となったりする病気だ。米国の研究では10人に1人がかかるとも言われるが、ひとりで悩みを抱える人が少なくない。患者会と専門医が22日から電話相談キャンペーンを実施する。 奈良県在住の林昭子さん(67)は24歳で第1子を出産。難産だったにもかかわらず、産後すぐに介護や家事に追われた。 「しっかり体を休めなかったのがよくなかったのだろう」。5年後の第2子妊娠時、下腹部に異常な下垂感と膨満感があった。鏡で見ると、膣から内臓の一部がのぞいている。「骨盤臓器脱」の症状が出始めていた。 産科医には「出産したら治るから」と言われたが、治らない。下着がこすれて痛がゆく、とにかく不快。ただ、横になれば治まることもあり、夫は真剣にとらえてくれない。症状の出る夕方がゆううつだった。友人の「気持ち悪い」に口をつぐんだ 意を決して友人に相談したが、「そんな症状があるの? 気持ち悪い」「私だったら耐えられない」と言われ、口をつぐんだ。 婦人科検診で相談すると、「紹介状は書くよ」と言う。どこを受診すればよいのか尋ねても、医師も知識がないのか、「自分で探して」。途方に暮れた。 転機は50代を迎えてから。誕生日に息子からタブレット端末を贈られた。自分の症状を検索窓に入力したところ、大阪にある患者会「ひまわり会」につながった。 「女性泌尿器科へ行って」と…この記事は有料記事です。残り1037文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人机美鈴ネットワーク報道本部|大阪駐在専門・関心分野ジェンダー、性、環境問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする