カフェ「鹿鳴堂」での水出しコーヒーの抽出作業。地下水が一滴ずつ豆に落ちていく=2026年6月12日午後5時21分、香川県三豊市仁尾町仁尾、山田健悟撮影

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潮だまりに夕焼けが映る絶景が南米ボリビアの「ウユニ塩湖」に似ていると評判の「父母(ちちぶ)ケ浜」(香川県三豊市)に20日、地元の豊富な地下水を生かしたコーヒー店がオープンする。仕掛け人は、父母ケ浜の保全活動に長年取り組んできた男性だ。 店舗は、砂浜そばのバス用駐車場に置かれたトレーラーハウス。真鍮(しんちゅう)製の看板には「あんとコーヒー 鹿鳴(ろくめい)堂」とある。 手がけるのは地下水を使った水出しコーヒー。手回し式の焙煎(ばいせん)器を使ってローストした豆をひき、高さ1メートルほどの抽出機に入れ、数時間かけてじっくりと抽出する。店の大きなのぞき窓から、焙煎や抽出の様子を見られるようになっている。 ここへの出店は、地元の建設会社「菅組」の会長で、父母ケ浜の清掃活動を続けるボランティア団体「ちちぶの会」の発足メンバーでもある菅磯夫さん(85)の構想から始まった。 「地下水で何かしてみないか」 菅さんは2023年1月2日…